土用隠れとは、鮎がどんな状態になったことをいうのですか?
土用隠れの時期はどんなポイントで
どのような釣り方をすればいいのですか?
昔から7月下旬から8月の上旬にかけての土用の頃に、
鮎がポイントから姿を消したように見えなくなる状態を
「土用隠れ」と呼び、最も釣りにくいと言われてきました。
鮎の姿は見えずとも石の色つやのいい所や、
食み跡のあるポイントには鮎がいると信じて、
静の釣りに徹することが大切です。
竿は大きな川では9.5~10mと長い物が有利です。
仕掛けも大きな鮎以外なら、シンプルな仕掛けで、
できるだけオトリ鮎との距離をとり、泳がせ釣りに徹して下さい。
ポイントとしては、小波の立っている底の見えにくい瀬、
瀬の石裏、石と石の間の細い流れ、大石か岩の前、
両側面の堀込み、ネコヤナギの下、アシの際など鮎の
隠れそうな所を狙ってみて下さい。